キジトラのてつ様について
皆さん、こんにちは。
今日は、我が家のナンバーツー、キジトラ猫のてつ様を紹介します。
1.てつ様との出会い
綺麗なトラ柄模様がトレードマークのてつ様は、推定4~5歳の雄ネコさん。
推定、というのは、まる様と違い、いつ、どこで生まれたのかがはっきりとしないのです。
いわゆる野良猫だったキジトラ猫が、当時世話役が勤めていた会社に迷い込んできたところを保護されたのが、出会いのきっかけでした。
耳はダニだらけ、体は骨と皮だけという、かなり弱っていた状態だったのを、今でも覚えています。
当時の世話役は、その会社で色々あって、かなり心が荒んでいました。
そうした精神状態もあってか、なんだか助けを求められているかのようで、どうしても放っておくことができず、まずは一時的な保護という名目で引き取ったのです。
まずは洗って汚れを落としてあげ、野良猫受け入れ可能な病院に連れていき、ノミ、ダニの対策と寄生虫の検査、血液等の検査、そして予防接種などを行いました。
この辺は、獣医さんにお任せすれば色々と説明込みでやってくれたので、ありがたかったです。
写真は、我が家にお迎え直後のてつ様。
よほど不安だったのか、世話役から片時も離れようとしなかったのを覚えています。
2.まる様との対面
さて、ここで最大の懸念事項だったのが、先住猫であり、我が家のナンバーワン、まる様の存在です。
前述したように、当初はてつ様をお迎えするかは迷っており、もしもまる様が強く拒絶を示すようでしたら、保護猫として引き取ってもらう気でいました。
色々しらべてみたところ、両者の対面には、およそ3週間はかけてじっくりと互いの存在を認識させるとよいとのこと。
そして、世話役立ち会いのもと、いざ対面の時………
まる様「にゃんだ、こいつは………?」
うん。
そりゃそうだ。
そりゃ警戒しますわ(笑)
本人、もとい本猫からすれば、笑い事じゃないんでしょうけども。
と、まぁ、最初はやはりギクシャクと、てつ様の迎え入れは難しいかと思っていたら………
デレました。
対面後も、お互いの負荷にならないよう、徐々に一緒にいる時間を増やしていったことが功を奏したのか。
それとも、まる様の器の大きさか、二匹は無事に仲良くなりました。
こうして、てつ様は我が家の家族となったのです。
3.それから
そして、ネコを被るのもやめたのか、ヤンチャでわんぱく、食欲旺盛と、その本性も曝け出していきます。
世話役を脅すかのように、ご飯を要求。
そして、食欲のままに食べる!!
更に、食ったら寝る!!
時々、まる様ともケンカになりますが………
やっぱり二匹は仲良しです。
とにかく元気、とにかく明るく、世話役や家族を振り回すてつ様。
正直、まる様よりよほど手のかかる猫様です。
だが、それがいい。
そんな、誰よりも猫らしい猫であるてつ様の己に正直な生き方には、学ぶことがとても多いです。
今や、我が家にとって大切な家族であり、なくてはならない一員として、ずっと元気でいてくださいね。